sleeperの雑記

FEなどの誰得ブログ。無益な情報ばかりでごめんなさい。

影廊~shadow corridor~ 感想&レビュー

こんにちは、レポートや課題に追われるsleeperです。ただ、FEHをやめた分時間は増えましたが、やっぱ寂しいかも。

今回は、そんな寂しさを癒してくれる(?)ゲームについて雑談程度に書いていこうかなと。といっても、ホラーなので要注意です。

今回、やっていったのは「影廊~shadow corridor~」という日本では珍しい3ⅮのFPS型のホラーゲーム。この辺で有名なのは「恐怖の森」「オトギリ」などがありますが、これらと比較しましてもとんでもなくおっそろしいのが特徴。具体的にどの辺が怖いかというと・・・

非常に綺麗かつ、リアルな映像

このゲームはUnrealengine4というゲームエンジン(今まではクラウド式でしたが、今はなんとサポ無しverならば無料!)を使い制作されています。機能や編集のしやすさもさながら、とにかく映像がきれいなんですよ。特に目を見張るのが、光源処理性能の高さ。製作者の腕によるとはいえ、ライターの火のちらつきや水が光を反射した際のあの幻想的な光などを作れます。3DSのバイオのリベレーションズを初めてプレイした時と同じ感動を味わいましたね。

徘徊者のビジュアル

まず、ビジュアル。これだけでも恐怖の森のヨシエさんレベルのインパクトがあります。ですが、全体像は暗くて非常に分かりにくいですよね。ですけど、暗闇の中を真っ赤な能面が迫ってくる恐怖は筆舌に尽くしがたきものがあります。ゲームオーバー画面はトラウマもんですね。

徘徊者の探知システム

4種類の徘徊者がいますが、どれもが個性を持っています。視覚の鋭い徘徊者、常に走り回る徘徊者、じっと動かないが聴覚の鋭い徘徊者・・・など、それぞれ厄介な個性持ち。いかに捌くかが重要になる。

徘徊者接近を示すサイン

徘徊者がプレイヤーに接近しますと、ロウソクやライターの光が赤く明滅する、懐中電灯がチカチカする、徘徊者固有の音がするなどの怪奇現象が発生します。これが前述の映像の美しさと相まって、プレイヤーを焦りと恐怖のどん底に叩き落します。迫ってくる音、赤黒く光るロウソクの光、プレイヤーの心音など、プレイヤーの精神はどんどん削られていくことでしょう。

すべてがランダム要素+オワタ式

このゲームは部屋の配置からアイテムの配置、ゴールの位置などがすべてランダム。故に、決まった攻略法が存在しないのです。高難易度なだけでなく、失敗したくないとプレイヤーに思わせることで一瞬の判断を難しくしたり、焦りを誘発させる効果もありますね。

一寸先は闇、でも光も怖い

人というのは、何か自分の力では制御できないことや、自分にわからないことを本能的に恐れます。そして、人間が古来恐れ続けてきたものに’闇’があります。’闇’という自分の視覚の及ばない領域に対して、人は様々な想像をしてきました。食べられるかもしれない、飲み込まれるかもしれない、何も起きないかもしれないしもしかしたらばお宝があるかもしれない。’闇’の持つ無限の可能性は、常に人を試し続けます。

このゲームでは基本的に非常に暗く、ロウソクを灯したりライターなどを使わない限りは真っ暗です。光は徘徊者の接近を示したり、視界を確保したりと非常に有効な行動です。しかし、光が照らすのは周りだけでなく、自分も照らされます。自分まで見つかりやすくなってしまうのです。この「明かりをつける」という基本的な行動にさえ駆け引きがある、というのは他のホラゲーでは味わえぬ恐怖といえるでしょう。

まとめ

ホラゲーとして非常に高い完成度を持った傑作ですね。傑作すぎて5分でプレイをやめてしまう人も多いと思いますが(笑)。ノートパソコンでも若干かくつきますがまあプレイできます。実際にプレイをしてみるのをお勧めします。あ、心臓の弱い方はやめたほうがいいかもしれません。

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